2015年4月28日 [お昼ご飯]
ご飯、焼サバの香味野菜ダレ、蒸し南瓜の肉味噌かけ、わらびのおかか和え、フルーツ、澄まし汁です。
副菜に旬の「わらび」を使用しました。わらびはシダ科の植物で、日本全国の野山に自生しています。
葉の開いていない若い芽を山菜として食用とします。根茎から取れるでんぷんはわらび粉と呼び、わらび餅の原料になります。
わらびには便通を良くする食物繊維、血圧を下げるカリウムが多く含まれています
その他にも、貧血を改善する葉酸、抗癌作用のあるカロテン、口内炎を防ぐビタミンB2、老化を防ぐビタミンEなどのビタミン類も豊富に含まれています。
山菜の中でも特にわらびは灰汁が強く、生のまま食べると中毒を起こす恐れがあります。
また、発癌性のある「プタキロサイド」という物質が含まれています。しかし、重曹や木炭などで灰汁抜きをすることで、問題なく安全に食べられます。
古くから食用とされてきたわらびは、「さわらび」「やまねぐさ」と呼ばれ、春の季語となっています。
しっかりと灰汁抜きをすれば美味しく食べられるので、わらびを通して春の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。