2019年2月19日
平成３１年のお正月を迎え、ふくろうの杜でもブロック単位で福引きを行いました。
景品は大吉２本、中吉８本、末吉１０本を用意し、各ブロックの職員が入居者の方々に喜んで頂けるように、かつ日常的に使って頂けるようにと、それぞれで選んだものです。２階新棟では今年の大吉はベッドの敷き毛布、中吉はタオルセット、末吉はティッシュペーパーを選びました。
今回２本ある大吉のうちの１本を見事に引き当てたのは Y 様でした。大きな景品を職員が Y 様の元へ運ぶと、とても驚かれていましたが、何度も職員に「ありがとうございます」と言われていた姿が印象的でした。写真を撮る際にも素敵な笑顔を向けてくださりました。
また、福引きを引かれたあとに絵馬に一年の抱負を書いて頂くために、Y 様に「どんな一年にしたいですか？」とお聞きすると、控えめな小さな声で「そうだねぇ･･･一年まめでおりたいねぇ。あんたらがおってくれるもんで･･･」とおっしゃってくださいました。今年９５歳を迎える Y 様の素直で純粋な思いに、職員一同胸を打たれました。
入居の方の一人ひとりの想いや願いに耳を傾け寄り添い、同じ時間を共有できる介護福祉士になりたいですし、入居者の方の人生の一部分に関わることができるこの仕事を、ひとつひとつの出会いや別れを大切にしながら、続けていきたいと思っています。
今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。
