苗木学童保育所の子どもたちがやってきた!|特別養護老人ホーム「ふくろうの杜」 スタッフブログ

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苗木学童保育所の子どもたちがやってきた!

2019年9月14日

苗木学童保育所の子どもたちがやってきた!

苗木学童保育所から、8月20日(火)にはさくら組の16名、8月22日(木)にはすみれ組の21名が、指導員の先に引率されてふくろうの杜にやってきました。残り少なくなっ た夏休みの一日を利用して、ふくろうの杜の施設内をし見学し、入居者・利用者・ボラン ティアの皆さんやスタッフと触れ合い、福祉施設を知ってもらう機会を作ろうと、学童保育所と当施設が共同で企画したものです。  学童保育所まで迎えに来た施設の車に乗ればもうバス遠足の気分、ふくろうの杜には 9 時半過ぎに到着しました。毎年来ている子供たちは、もう一人のおじいちゃん、おばあちゃんの家へ遊びに来たような気分だったようです。エネルギーがあふれている子供た ちにつくし広場の雑巾がけを提案すると、さっそく競い合うように担当者から雑巾を受け 取り、高学年の男子を中心に、広い床を縦横無尽に動き回る雑巾がけ競争となりました。 喫茶でくつろいでいたおばあちゃんから、「こら!板の目に沿ってやらにゃあかん!そう でないと汚れはとれんに」と檄が飛び、高学年の一人が納得してその檄に従うと、次々 と他の児童も続きました。  担当者が命の大切さに関わる絵本や詩を読み、子供たちが思った事を発表して話し 合いました。また入居者さん3,4名も輪に入って人生の貴重なお話をして頂いたところ、 子供たちはしっかり聞いていました。自由時間には2階の図書棚から本をもってきて利用者さん入居者さんに読み聞かせたり、勇気を出して聞きたいことを質問したり、一緒に高校野球を応援したりして、自然にコミュニケーションがとれるようになりました。 高学年は2階、3階のフロアを見学(子供たちは探検と呼ぶ)して、お昼ご飯はお住まいの入居者さんと一緒に食べました。なんとご飯を4杯以上お替りした子が複数いて、 ある入居者さんが「たまげた。おかずが無くなったで私の梅干しやふりかけをやったよ」とあとから嬉しそうに話してくれました。  午後は、低学年は入居者さんに折り紙を習い、高学年は入居者さんと夏休みの思い出の俳句を作りました。俳句はちょっとむつかしいかなと思っていたら、なんのその、次々と素直な思いを五七五にして、担当者や俳句の先生のところへ推敲依頼にやって来ていました。  そして、3時には、つくし広場で作った昔ながらのかき氷や綿菓子に舌鼓を打ちながら、 入居さんへの思いやりや気配りも忘れない優しい子供たちの姿がありました。  帰り時間が近づくと「ええ!もう帰るの?やだ」という子、「楽しかった!また来るね」という子、それぞれの夏休みの思い出の中に「福祉施設ふくろうの杜」が残っていきますように…。  

 

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