特別養護老人ホームふくろうの杜 家族会 報告|特別養護老人ホーム「ふくろうの杜」 家族会

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特別養護老人ホームふくろうの杜 家族会 報告

2015年6月14日

 

表題の平成26年度家族会総会を本年4月18日に終えました。

一年を振り返り、入居者や家族の動きをお互いに知り合い、懇親や融和をさらに一層強め、人間として生き抜くことを確信しあいました。

 

 思い起こせば、叔母さんが「ふくろうの杜」へ平成17年に入所し、何かとお世話しておりました。平成20年秋に、家族会設立準備会が行われ、各ユニットから3名程度委員が抽出されました。

 平成21年春に家族会設立正副委員長(委員長 片山惣次郎さん、副委員長 佐藤光司)が選任。4月に設立総会が開催され、会則や事業計画などを入居者家族の皆さんと協議し家族会が発足しました。そして、平成21年7月に夏祭りを行いました。家族会としては毎年最大の取り組みとなっています。第1回目のテーマは「ふれ愛」でした。入居者は浴衣を家族に着せていただき、夏祭りを思い出し、家族とのふれあいの時間を過ごしました。

 家族会規約により、片山会長から私に会長職を引継ぎ、今日(平成27年)家族会の会長を行わせていただいています。

 私は、終末を迎える人間が最後まで人間として尊重されることを常々思っていました。私の経験では、身内を老人病院へ見舞をした時のこと。機械が動く音しかなく、心臓のみが動いている老人(身内)を見たとき、なさけない思いも経験したことから、人間として最後まで生き抜くことが大切と思っていました。

 こうした私の考えと、「ふくろうの杜」の考え(入居者一人ひとりに寄り添った介護)が合致しています。

 家族においては、様々な問題を抱え、解決に向けて努力されていることと思いますが、同じような境遇にいます他の家族と交流することで気持ちが落ち着いたりするものだと思います。

 会則の「第1条(目的)特別養護老人ホームふくろうの杜家族会と称し入居者および、その家族などの福祉増進と親睦を図るとともに、施設運営に寄与することを目的とする。」としています。微力ながら、「ふくろうの杜家族会」の発展・継続に努力します。さらに一層のご協力をお願いします。

 

2015(平成27)年6月

ふくろうの杜設立10周年記念

家族会 会長 佐藤 光司

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