新型コロナウイルスへの対応について|特別養護老人ホーム「ふくろうの杜」 お知らせ

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新型コロナウイルスへの対応について

2020年2月28日 [お知らせ]

入居者ご家族様、ご面会の皆様へ

 

新型コロナウイルス感染が拡大する傾向になってきました。

感染経路が特定できない市中感染が主体となってきており、現時点でこの感染症は大きな問題点を抱えています。

①   PCRによる検査体制が遅れている。

②   陰性判定後に陽性が認められる例が散見されており、至適な検査時期が不確定で、またウイルスそのものの性質に不明な点が多いままである。

③   症状の出ない不顕性患者も少なからず存在し、不顕性感染の状態で他の人へ感染させることが指摘されており、感染を引き起こす人を確実に特定できないので、蔓延を防ぎきれない。

④   一般的なインフルエンザ対策で予防は可能であるとされるが、いったん感染すると、有効な治療法が確立されていない。

⑤   疾病を持つ高齢者が罹患すると死に至る確率が上がる。

 

  施設内にウイルスが潜入すると、多くの重症者が出ることが予想されますので、今回、面会と外出・外泊を禁止する処置を採ることにしました。なお解除の見通しは立ちませんのでご理解を頂きたいと思います。但し、看取り期に入っている入居者

家族様については面会を許可して行きますが、下記の点に留意していただき、自らが不顕性感染者とならないように努力して生活していただくことをお願いします。

 

①   面会時には、検温を行い、アルコールでの手指消毒を行ってください

②   感染者と濃厚接触していた場合、指示ある期間は面会を控えてください。

  濃厚接触とは、同居家族や職場の同僚が感染した場合、参加したイベントや飲食店などで感染者が発生し、その人と接触した場合などを言います。

③   電車やバスなどの交通手段の利用を避け、映画館、美術館、コンサート、遊園地、飲食店など人ごみの多い所へは出かけないように心がけてください。スーパーやホームセンターなどへ出かける時は、必ず注意深く行動してください。                      

 

スタッフへの指導はもちろんのこと、ボランティアの皆さんの活動も休止していただいており、業務に不可欠な物品納入業者の出入りも可能な限り1階で済ませる方向で取り組んでいきます。 

入居者の状況については、電話などで連絡を取り合っていきたいと考えております。

   不安な日々が続くことになりますが、この対応について、ご理解とご協力を頂きたいと思います。

   ご家内、皆様の平穏をお祈りしております。

 

                                               令和2年2月27日

                                                  理事長  上田雅和

                                                  施設長  上田範子

 

 

  

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