ご挨拶を申し上げます。
近年の中津川市に於いては、33%を超える高齢化率と、減少を続け全国では1.26となった出生率が大きな課題となっています。
少子化が進み、就職や進学等で若い世代が減少し、団塊の世代と団塊ジュニア世代の増加が目立ってきています。
このような社会状況の中、高齢の方々が住み慣れた地域で穏やかに親しい家族の存在を感じながら安心して暮らし、そして安らかな最期を迎えられるようにという思いをもってふくろうの杜は運営されています。
高齢化が進む中、必要とされるべき介護人材の不足が問題視されています。ふくろうの杜では、高校を卒業したての介護福祉士から70歳を超えるユニットサポーターまで、幅広い世代のスタッフが働いています。
また、特定技能の資格を持ち、日本語と介護技術を学びながら、自国の家族の為に日々努力を重ね、笑顔で働く外国人スタッフもいます。
それぞれの能力を出し合い、学び合い、お互いに尊重して助け合いがら働いています。
介護を仕事としている私たちもいずれ高齢者となり、誰かの助けが必要となる日が来ます。
介護を必要とされる方の状況を他人の事として捉えるのではなく、自分の事として捉え、心に寄り添い、親身になる心を大切に謙虚な姿勢で介護とう仕事に向き合っていきます。
今後も高齢者に限らず、誰もが地域社会のひとりとして尊重され、穏やかで生きがいのある暮らしを送ることができるよう、より質のいサービスの提供を目指し、安心して利用できる施設として、福祉・医療・地域社会との連携により、社会福祉に貢献していく所存です。