歯が大事|特別養護老人ホーム「ふくろうの杜」 スタッフブログ

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歯が大事

2013年12月23日

歯が大事

 〽ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る♪ 今年もクリスマスがやってきました。プレゼントや料理の用意に忙しくなってくる頃ですね。出来合いの料理を購入して手間を省きつつ、ちょっと贅沢に…という方も、いらっしゃると思います。先日、インターネットでそのあたりを調べておりましたら、七面鳥でさえも「ご家庭で温めるだけ」との宣伝で販売されているのを見かけ驚きました。

 クリスマスで七面鳥を食べるようになったのは、17世紀頃、イギリスからアメリカに渡った移民が起源だそうです。移住してすぐの冬を越すのが大変で、あわや全滅という憂き目になったとき、先住民たちが当面の食糧を与え農業を教えたため移民たちの半数は冬を越すことができたそうです。この当面の食糧の中に七面鳥があったそうで、翌秋、移民たちが収穫を祝ってお祭りをしたときに七面鳥を用意したのが事の始まりだそうです。現在では、七面鳥が用意できない時や七面鳥では大きすぎる時に、鶏で代用するようになりました。

 ふくろうの杜でも、管理栄養士と厨房スタッフの協働のもとクリスマスには鶏肉料理が提供されており、今年は昼食にチキンライスを予定しています。硬い物が食べられない入居者・利用者の方もいらっしゃるので、管理栄養士が他の柔らかい食材で代用できないか工夫したり、厨房スタッフが柔らかく作るように努力してくれたりします。介護スタッフとしても、日頃から口腔ケアを徹底し歯を大事にしていただくように努めています。

 グルメ番組では、肉料理を食べると「やわらか~い!」という感想がよく聞かれます。確かにとろけるような肉と聞けばおいしそうなイメージを持ちますが、歯ごたえのある物を食べるのも丸かじりという食べ方も、食べる楽しみだと思います。そんな楽しみを味わうには、やはり歯が大事です。普段の食事からよく噛むようにして、また歯磨きを忘れずに、歯と歯茎、そして顎を鍛えて、いつまでもおいしく食べられるようにしたいものですね。

 

こぶ次郎4号でした。

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