2015年1月22日 [日記]
昨年秋、ふくろうの杜の裏庭に錫杖地蔵が建てられました。少し寒くなった裏庭には、スタッフと一緒に散歩される入居さんの姿があります。
今年の冬は早くから雪が降りはじめ「お地蔵様も寒そう」と、右手の不自由な入居者さんが手編みの帽子を編んでくださいました。サイズを図ることもなく、また編図もないままに、この複雑な形を編み上げられたのですが、ぴったりと合っているから驚きです。
この方は編み物が大好きで、次から次へと素敵な作品を編み上げていかれます。毛糸を首に挟んで固定し左手で編んでみえる姿には感動さえ覚えます。
帽子をかぶせてもらったお地蔵様、暖かくなってよかったですね。