2015年3月23日
2月から3月の月始めに渡って、お雛様を制作しました。
ご利用者の皆様、
見本のお雛様をみて「かわいいね」と張り切って取り組まれました。
布、ボンド、綿、紙粘土、フェルト、
これらの物で、胴体、お顔、髪の毛を作り上げていきます。
色々なパーツ作り、手先を使った細かな作業は大変集中力がいることです。
しかし、それがレクリエーションの目的でもあります。
手先を使い手順を考えて作り進めることで脳の活性化を図ること。
物を作る喜びや達成感を楽しみながら、味わって頂きたいと考えています。
ご利用者により出来る範囲も違いますので、
職員がサポートという形で参加させていただきますが、
その時間もとても賑やかで楽しいものです。
集中して作られながらも、
「お顔をまぁるくした方がかわいいね。」などと、
順々に作り上げる中でのこだわりが現れていました。
着せたい着物の色を選び、
髪型を考え、
時間を掛けて作られたお雛様にお顔を入れた時には、
皆様「かぁわいいなぁ。」と、笑顔で一息ふぅー。完成です。
ご自宅にお持ち帰りになられ、ご家族の方からも
「かわいいお雛様ですね。玄関に飾ります。」
「孫が自分のお雛様と比べて、これはニセモノ?とおじいちゃんにきいています。」
等、多くの嬉しい感想を聞かせて頂きました。
作品をお持ち帰りになることで、こんなに素敵な反響があるとは思ってもいませんでした。
ご利用者様がご家族様と、そんな思いや時間を共有できる架け橋になれたようで、幸いに感じます。
これからもレクリエーションの時間の中で、沢山の発見と笑顔を見させていただきたいと思います。
ふくろうの杜・つくし広場では、
旧暦の雛祭りまで土雛や7段飾りのお雛様が
皆様のお越しをお待ちしています。