2015年7月13日
作業療法では、加齢や麻痺によって手先の細かい動きが難しくなった方にも
積極的に字を書いていただきます。
そうすることで、手先の動きがよくなり、脳が活性化し、
日常生活の動作がスムーズになる効果があります。
7月7日は七夕でした。
北館にも大きな竹を飾り、
ご利用者様に短冊に願い事を書いていただきました。
少しでも歩けるようになりますように
いつまでも笑顔で長生きできますように
折り紙を切ったり貼ったりして作る七夕飾り。
ハサミや糊を使うことも、とてもいい訓練になります。
脳卒中の後遺症で、右手に麻痺の残った方がいらっしゃいます。
懸命なリハビリの結果、箸も鉛筆も右手で持てるようになりましたが
まだまだと満足されず、日々リハビリに励んでおられます。
ハサミはどのくらいお使いになれるだろうかと
少し離れたところから見守っていました。
すると、細く均等な幅で丁寧にハサミを入れ
それはそれは美しい天の川を作って下さいました。
こんなにきれいなのができて嬉しい、と
輝くような笑顔を見せていただき
私たちも心から嬉しく、とても励まされました。
どうか、ご利用の皆様の願いが天に届きますように。
そう願って、色とりどりの飾りと短冊を竹に結びつけました。
デイサービス北館では、理学療法士と作業療法士による個別機能訓練を行っています。
お一人お一人の目標に合わせたきめ細やかな訓練により、
いつまでも健やかな生活を送っていただけるようお手伝いしています。
明るくはつらつとした雰囲気の北館に、一度見学にいらっしゃいませんか。