2015年7月16日 [お昼ご飯]
7月15日のメニューは
しょうが炊き込みご飯、海老の飛龍頭、塩肉じゃが、漬物、フルーツ、吸物です。
しょうが炊き込みご飯には新しょうがを使用しました。新しょうがは初夏に出回り、6~8月が旬といわれます。新しょうがと一般的なしょうがの大きな違いは皮の厚さと水分量です。新しょうがは皮がとても薄く、水分もたっぷりでみずみずしく、さわやかな辛みが特徴です。お寿司のガリによく使われています。また新しょうがの効能は一般的なしょうがと変わりません。
しょうがと言うと、その体を温める作用から冬の時期を想像しがちですが、暑い夏でも冷房で体が芯から冷えてしまう場合が多いようです。
しょうがに含まれるショウガオールには血液の循環を促進し体を温める効果があり、積極的に食べる事で夏の冷房冷えから体を守ってくれます。
また、しょうがの香り成分であるシネオールには食欲を増進させる作用があり、夏バテによる食欲の低下や疲労回復に役立つとされています。
さらに、しょうがの辛み成分であるジンゲロールは殺菌作用に優れ食中毒の防止に一役買ってくれます。
新鮮な新しょうがは、色白で表面にツヤがあり、さらに切り口に赤い茎があるものがよいといわれます。
暑くなるこの時期に旬を迎える新しょうがを食べて、暑い時期を乗り切っていきましょう。