2015年9月2日 [お昼ご飯]
8月12日のメニューは
ご飯、なすと豚肉のキムチ炒め、冷奴、だし巻き卵、枝豆ごぼうサラダ、澄まし汁です。
枝豆は未成熟な大豆を収穫したものであり、今が旬の緑黄色野菜です。
日本で食べ始められたのは、奈良・平安時代といわれており、江戸時代の文献には「夏に枝豆売りの姿が町でみられた」等の記述が残されています。当時は枝についたままの状態で茹でたものが売られており、それを食べ歩いていたことから「枝付き豆」「枝成り豆」と呼ばれ、「枝豆」の名前の由来とされています。
枝豆には大豆に匹敵する程の、良質なタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。
枝豆のタンパク質に含まれているアミノ酸の一種「メチオニン」は、アルコールの分解を促し、肝臓の働きを助けてくれます。つまり、飲み過ぎによる二日酔いを防止する働きがあるため、ビールのおつまみとして枝豆が食べられるのはこのような理由からです。
他にも、ビタミンB1とB2は、体内で栄養素を分解しエネルギーに変える作用があり、疲労回復に効果的です。カリウムは、高血圧の原因となるナトリウムの排出を助ける働きがあります。利尿作用があるため、むくみの解消にも効果的です。
暑い日が続きますが、食欲不振による栄養不足の解消にぜひ枝豆を食べてみてはいかかでしょうか。