2015年9月7日 [お昼ご飯]
今日のメニューは
巻き寿司、鶏たたき風、五目煮豆、漬物、フルーツ、吸物です。
巻き寿司は胡瓜、甘辛く炊いたツナ、椎茸などを具材とし、卵や海苔で巻くといった人気の手作りメニューの一つです。
巻き寿司の始まりは江戸時代に遡ります。1750年に刊行された『料理山海郷』に初めて「巻鮨(まきずし)」の文字が出てきます。1760年刊行の『新撰献立部類集』では「すだれに浅草海苔、フグの皮、または網を敷いて上に飯を置き、魚を並べて、すだれごと巻く」というような巻き寿司の作り方が記載されています。
巻寿司は江戸中期の1750~1776年の間に生まれ、1783年頃に一般化したと考えられています。
寿司は江戸時代末期から高級な店舗と廉価な屋台にわかれて発展しました。
明治時代までは「外売り」が主でしたが、大正時代になって、家庭でも巻寿司や稲荷寿司、五目寿司などが作られるようになり、昭和初期の頃には、年中行事やお祝い事のあったときなど、家族にとって特別な「ハレの日」に作る、ご馳走メニューの1つになりました。
お酢は酸味であるクエン酸を含んでいます。クエン酸は疲労物質の乳酸を分解し血流を改善する効果があり、疲労回復効果も科学的に認められています。
またご飯に含まれるブドウ糖が全身にエネルギーを運ぶ働きがあり、クエン酸とブドウ糖は、ともに疲労回復効果を望むことができます。
暑さの中にも新涼を感じられる頃となりました。酢を活かして、残暑を乗り切りましょう。