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今日の献立

2015年11月13日 [お昼ご飯]

今日の献立

11月11日のメニューは

ご飯、豚のさっぱり塩煮、千切りポテトサラダ、わさび和え、ベーコンソテー、吸物です。

 

 今日の副菜はポテトサラダです。ポテトサラダは数々の西洋料理とともに、海を渡って日本へとやってきて文明開化とともに国内に広まりました。

 

伝来当初のレシピは、ドレッシングタイプが主流で明治29年発刊の『西洋料理法』にはゆでたじゃがいもを薄く切り、レタスの葉を混ぜてドレッシングを添えるとあります。また明治43年の『西洋料理教科書』には、薄切りにしたゆでじゃがいもに生のスライス玉ねぎをのせ、洋がらし、塩、砂糖、酢、オリーブ油で和えるレシピが記載されています。ドイツ風のスタイルに倣ったと考えられています。

 

 その後明治後期から大正期にかけて、マヨネーズ味が基本の人参とグリンピースで彩り、鶏肉、ハム、牛肉などのたんぱく質が入るロシア風ポテトサラダが登場します。

 

 明治45年発行の『西洋料理法大全』(宇野弥太郎著)では、ドレッシングとともに、マヨネーズ味が推奨されており、大正4年の『實用秘訣西洋料理法大全』(第6刷)ではドレッシングはホットポテトサラダに、マヨネーズは冷製にと、使い分けもされるようになったとあります。

 

大正14年に国産マヨネーズが登場してからロシア風の流れが加速し、大正14年のマヨネーズ販売量は年間600kgでしたが、昭和16年には500tまで飛躍的に増加。それに伴ってポテトサラダの認知度も高まったそうです。

 

今回は千切りのポテトサラダとしましたが、具材や使用するじゃがいもの種類で食感、風味が変わります。たんぱく質も野菜も一緒にとれ栄養満点の副菜です。色々とアレンジしてみてはいかがでしょうか。

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