2016年6月16日 [お昼ご飯]
6月8日のメニューは
ごはん、キスの南蛮漬け、蒸しかぼちゃの肉味噌かけ、きのこの和え物、フルーツ、澄まし汁です。
主菜に使用した「キス」は、初夏から夏頃に旬を迎える今がおいしい魚です。約30種類のキスが存在していますが、日本で獲れるのは「シロギス」「アオギス」の2種類です。その中で、スーパーなどで売られているほとんどが「シロギス」という種類です。「シロギス」は細くて白い見た目の美しさから、「海の女王」「海の鮎」とも呼ばれ、輸入が盛んでなかった昔は高級食材として扱われていたようです。
キスは漢字で「鱚」と書きますが、これは漢字に似せて日本で創った国字です。古くは「キスコ」「キスゴ」と呼ばれており、現在でも「キスゴ」と呼ぶ地域があるそうです。その他にも「キツゴ」「コツノ」「ウデタタキ」「ハマナガリ」「アメノウオ」など、地域によって呼び名が違います。
栄養成分としては、脂質が少なく、良質なたんぱく質が多いのが特徴です。カルシウムやカリウムも多く含まれているため、骨や歯の健康や、高血圧の予防に良い食材です。
調理法としては、定番の天ぷらはもちろん、刺身や焼き物など様々な調理法に向いています。
キスは食べるだけでなく、釣りでも人気の魚です。今が旬の「キス」を食べて楽しみ、または気分を変えて釣りで楽しんでみても良いかもしれませんね。