2016年11月16日 [お昼ご飯]
11月15日のメニューは
ごはん、豆乳チゲ鍋、温泉卵、長いもの短冊揚げ、もやし大葉土佐和え、フルーツポンチです。
主菜豆乳チゲ鍋には豆乳を使用しました。豆乳とは大豆をすりつぶして絞った時に出る液体で、豆腐に固める前の状態(乳液状)をいいます。大豆を絞った時にでる残りの粕がおからです。大豆に含まれる食物繊維の大半はおからに含まれていますが、他の栄養素はまるごと豆乳に残ります。
大豆は栄養成分の宝庫ともいわれる食材ですが、消化があまり良くありません。豆乳は、大豆に含まれる栄養成分をそのまま消化吸収しやすい形に処理された飲み物なので、胃腸の弱いお年寄りなどにも効率よく栄養成分を届けてくれる食材です。
豆乳には、植物性のたんぱく質をはじめ、ビタミンB群やビタミンE、イソフラボンやサポニン、食物繊維などが含まれており、大豆の栄養素がぎゅっと詰まった栄養価の高い食材です。特にたんぱく質は筋肉や臓器、血液、骨、皮膚、髪の毛、爪など私達の体を構成する大切な役割を担っています。また、女性ホルモンや成長ホルモンなどホルモンの材料にもなります。大豆は植物性食品の中でアミノ酸スコアが高く、良質なたんぱく質を含む食材です。
しかも豆乳に含まれるタンパク質は量が多く、食物からだけでは不足しがちなカリウムやマグネシウムなどのミネラル類も豊富に含まれています。
さらには、大豆製品特有の栄養素としてレシチン、サポニン、イソフラボンも含んでいます。
豆乳に含まれる「オメガ3」には不飽和脂肪酸が含まれていて、血液中の脂質やコレステロールを下げる働きがあると言われています。また「サポニン」は血液中の余分な脂肪を洗い流してくれて、高い抗酸化作用を発揮し身体のさびを防いでくれます
豆乳の原料となる大豆成分にはコレステロール調整作用があります。血液中のコレステロール値を下げて正常に保ち、血液の老化を防ぎ、高血圧や動脈硬化を予防すると期待されています。
豆乳は、手軽に大豆の栄養成分を吸収できて消化吸収もよいので
今回のように料理に用いたり飲んだりして、活用してみてはいかがでしょうか。