2017年4月12日 [お昼ご飯]
今日のメニューはスパゲッティナポリタン、鶏たたき風、目玉焼き風オムレツ、温野菜サラダ、フルーツ、コーンスープです。
今日の主食はナポリタンです。ナポリタンの発祥については諸説ありますが、日本で最初にナポリタンを提供したのは、横浜の「ホテルニューグランド」と言われています。
名前の由来についても様々な説があります。イタリアのナポリは有数のトマト産地で、昔から良質なトマトが採れることで有名でした。そのため、トマト味の料理をナポリ風と命名するようになりました。フランス料理では、トマトソースで味付けしたスパゲッティを「スパゲッティ・ア・ラ・ナポリーヌ」(ナポリ風スパゲッティ)と呼んでいます。日本ではいつの頃からか「ナポリーヌ」が「ナポリタン」と呼ばれるようになったのが名前の由来だという説があります。
ちなみに「パスタ」と「スパゲッティ」の呼び名の違いはご存じでしょうか?
パスタとは、小麦粉をこねて作るイタリア麺類の総称です。パスタはスパゲッティなどの麺状のロングパスタと、マカロニなどの小型のショートパスタに分けられます。他にも、団子状や板状のものもあります。つまり、スパゲッティはパスタの一種です。
スパゲッティは、中が空洞でない筒状の細長い麺のことですが、太さによって呼び名が変わり、1.7~2.0mm程の麺は「スパゲッティ」、1.6mm 程の麺は「スパゲッティーニ」、1.3~1.5mm程の麺は「フェデリーニ」、1.2mm未満の麺は「カッペリーニ」と呼ばれます。またきしめんの様な幅の広い平らな麺は「フィットチーネ」と呼ばれています。また、スパゲッティとはイタリア語で「ひも」という意味を表しているそうです。
ナポリタンの良い点は、トマトの赤色色素「リコピン」により、生活習慣病予防や老化防止に効果があること。他には「腹持ちが良い」ことが挙げられます。なぜ腹持ちが良いかというと、パスタに使用する小麦には「グルテン」というたんぱく質が多く含まれているので、白米やパンに比べて、ゆっくりと消化・吸収されるからです。
しかし、ナポリタン1品は、ご飯 1 杯よりもエネルギーは高いものの必要なたんぱく質・ビタミンが不足しやすいので、ナポリタンを食べる時には食べすぎには注意して、魚料理やサラダなどを一緒に食べるようにしましょう。