2017年7月11日 [お昼ご飯]
7月10日のメニューは ごはん、さばのにんにく焼き、かぼちゃとベーコンソテー、胡瓜中華和え、フルーツ、味噌汁 です。
主菜のさばは、 「にんにく」とともにたれで漬け焼きにしました。
にんにくの効果は六千年ほど前より知られており、エジプトをはじめギリシャ、ローマ、
インド、中国などで古代文明が栄えた頃に、にんにくが食用・薬用として重宝されていた ことが分かっており、日本でも「古事記」に記載があります。
にんにく特有の匂いの元となる成分は「アリシン」といい、にんにくを切ったり潰したりすると匂いが出ます。
アリシンにはタンパク質の消化促進・胃液の分泌促進・代謝作用を 高めるという効果があります。 胃液の分泌が促進すると栄養が吸収されやすくなり、疲労からの回復が早くなります。
また疲労は代謝が低下することにより溜まっていくので、代謝作用が高まれば疲労から早く 回復することも期待されます。
アリシンは、にんにくに含まれるビタミン B1 と結び付くことで活性持続型ビタミン B1の 「にんにく B1(アリチアミン)」となり、疲労回復を進めたり末梢神経を正常に保つなど の働きをします。 ビタミン B1 には糖質の分解に役立つ効果もあり、それぞれ単体でも疲労からの回復を促す効果を持っています。 さらに、この 2 つの成分が結合すると体外に排出されにくいビタミンになるため、より効果的に疲労回復が進みます。
夏に向かって日に日に暑くなります。毎日の食事に効果的ににんにくを使用して夏バテを予防していきましょう。