2017年11月7日 [お昼ご飯]
11月6日のメニューは、ゆかりごはん、白身魚の昆布蒸し、白菜のごま和え、ポテトサラダ、ゼリー、味噌汁です。副菜には 11 月から 2 月に旬を迎える白菜を使用したごま和えを加えました。
白菜は霜が降りる晩秋から冬にかけての、鍋がおいしくなる時期に旬を迎えます。原産
地は中国で、日本で栽培され広く普及したのは日露戦争後と言われています。白菜はビタ
ミン、ミネラルなど数多くの栄養素を含む栄養バランスに優れた野菜です。中国では大根、豆腐とともに「養生三宝」の 1 つに挙げられており、古くから薬膳、精進料理で欠かせな い食材とされています。白菜を煮て食べると体内の余分な熱を冷まし、利尿に対する効果があります。またビタミン C の含有量が多く免疫力を高めてくれるので、風邪予防にも効果的です。 白菜はカリウムも多く含んでいます。これからの季節おいしいごちそうとともにお酒を
飲む機会が増える方もいるでしょう。お酒を飲んだ翌日のむくみ解消にはカリウムが効果
的です。お酒とともに白菜を一緒に食べるとむくみが起こりにくくなります。また食物繊維も含まれており、便秘解消にも効果的です。
以上の様な栄養素を多く含むよりおいしい白菜を選ぶときには、ずっしりとした重量感
のあるもの、先端が緑色のもの、胴の部分がみずみずしくツヤのあるものがよいそうです。
また白菜を長持ちさせる方法は冷蔵庫で立てた状態で保存することです。野菜は育った状態で保存すると長持ちすると言われます。
これからおいしくなる白菜を上手に料理に取り入れより一層寒くなるこの季節に備えていきましょう。
