2018年12月10日 [活動報告]
今年度より岐阜県老人福祉施設協議会の主催で、東濃地域でも介護福祉士のための喀痰
吸引等医療的ケア研修(50 時間)が受講できるようになりました。
恵那市の明日香苑をお借りして、ふくろうの杜の 6 名を含む東濃地域の施設から 20 名の
介護福祉士が、9 月から月 3 回程度の講義や実技で学んできました。
東濃地域にある施設の指導看護師達による厳しくも温かい指導を受け、回を重ねるごと
に受講生同士のコミュニケーションも深まりました。
11 月末の筆記試験には全員が合格し、12 月 5 日の実技を最終に無事修了することができ
ました。今後は各施設の指導看護師のもとで、経管栄養や喀痰吸引などの医療的ケアを受け
ている入居者さんに 20 回以上の医療的ケアを行い、その手技が適切と認められれば、指導
看護師から県へ報告、資格取得を申請し許可されて初めて「認定特定行為従事者」となりま
す。
仕事をしながらの受講は大変なことですが、介護福祉士としての大きなステップアップ
になります。研修費を立て替えたり、受講者には優先的に休日を取らせたり、施設長が事務
局との連絡調整を担い副施設長が研修指導員を務めるなどして、法人としてもバックアッ
プしています。