2019年11月6日
10月29日(火)に第2回目の素食の会がありました。
当施設には自治会があり、毎月お住まいの代表の方々が集まり相談をされています。ある時、「ここは、年寄りのことを気遣ったご馳走が出ておいしいし感謝しているが、たまには干物のような簡素な物も食べたいよ」というご意見が出されました。そこで、管理栄養士やケアマネジャーらが相談。干物焼きは要介護施設の特性上、メニューに入れるわけにはいかないが、食べたいと思うものを提供したいという気持ちも強いという葛藤の末、咀嚼や飲み込みに支障のない希望者のみを募って始めたのが素食の会です。
第1回目は9月に品の字にて開催。炭火で焼いたシシャモ、秋刀魚、鯵の開きとぬか漬け、みそ汁、麦ごはんで、7名の方が参加し大変好評でした。
第2回目は、参加者と献立を話し合って、芋ごね餅(生姜しょうゆと五平餅のタレの2種類)と焼きシシャモ、ぬか漬け、松茸のお吸い物(即席)に決めました。当日は、炊き上がった里芋ご飯を男性スタッフがこねて、入居者さんが小判型に握りました。
ホットプレートで焼きタレをつけると、品の字からつくし広場いっぱいに、この地方特有の秋の香りが広がりました。作る過程も楽しく、食べながらのおしゃべりも弾み、「次は、とろろ麦ごはんにしよまい」という事で2時間以上かけた食事会はお開きとなりました。
ん?とろろ麦ごはんって素食なのでしょうか?