2020年2月5日
写真は、Mさんと、Mさん手作りのチュニックを着ている施設部長です。
先日、Mさんが黒地に縦3分の一ほどの赤いチェックの入った素敵なチュニックを着ておられたので、施設部長が「素敵!」と声をかけたところ「素敵なんて言ってもらっても、これは古いショールを自分で縫い直したもんやに」と言われました。そのチュニックが大変気に入った施設部長は、自分にも作って欲しいと頼み必要な物をMさんに聞いたところ、「着古したショールとその色に合ったバイアステープと糸があれば、いつでもつくってやるに」と言ってくださいました。早速、材料をそろえてMさんにお願いしたところ、3日もしないうちに「できたから取りにおいで」と事務所に内線が入りました。
実際に着てみると、軽くて暖かく動きやすい、そしておしゃれで、感動が倍増!通常ならミシンを使うところですが、Mさんはすべて手縫いです。ミシン縫いと思わせるほどのきちんとした縫い目に驚かされました。さらに後日、ショールの布が余ったからとそれを花形のブローチに細工して作ったものを事務所に持ってきてプレゼントしてくださいました。
Mさんは他にも、複雑な折り紙細工やフエルトの季節の飾り物など、時間を見ては作って自分のお住まいのリビングや医務室入り口に飾ってくださっています。これからも肩などに無理をかけることなく、ステキな作品を作り続けて頂きたいと思います。