2022年7月17日
去る7月8日(金)、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている時期を見計らって、3年ぶりの物故者慰霊の会を開催いたしました。令和元年6月以降今年5月までにご逝去された57名の入居者様のご遺族にお声かけをしたところ、15名の方が参加してくださいました。参加ご遺族と十分に距離をおいた場所で入居者様も5名参加され、付知町段戸山寶心寺の星島住職による読経、焼香の後、「七施」の講話を一緒に聴きました。
ふくろうの杜は、平成17年に開設し、今年で18年目を迎えました。看取りケアを行う中で、嘱託医である理事長の「この施設で亡くなった方の供養をすることで、その方々との関りを思い出し、その後のスタッフのケアや人生に活かしていきたい」という思いにより平成19年に第1回の会を開催し、今回で14回目となりました。開設より248名の方をお見送りさせていただいていますが、お一人おひとりとの関りの中で学ばせていただいたことを大切にして、ご本人の思い、ご家族の思いを大切にしたその人らしいケアを深めていきたいと改めて思う一日となりました。