2023年4月26日
今年も美味しい山菜の季節がやって来ました!
4月18日、19日、21日の3日間で「春の山菜天ぷら会」を開催しました。
入居者様は毎年、山菜の天ぷらをとても楽しみにしておられ、「もっと食べたい」「すごく美味しい」「夜ごはんにも取っておきたい」など、今年も笑顔あふれる行事になりました。
外国人スタッフにも食べてもらい、日本の四季の一つである「春」を感じることができたのではないかと思います。
山菜はスタッフが採取して持ち寄り、今年は「ふきのとう・こんてつ(漉油)・筍・さつまいも(購入したもの)・野菜かき揚げ」の5種類を揚げました。地元のものを使用することで、むかし菜採りに行っていた場所やその時のエピソードなど懐かしい思い出をお話しいただき、スタッフや入居者様同士で楽しく交流できる場を作ることができました。
山菜には特徴的な苦味やえぐ味を感じさせる灰汁(アク)が多く含まれます。灰汁の主成分は抗酸化作用を持つポリフェノールであり、冬のあいだに蓄積した老廃物を体内から取り除くといわれています。山菜によって異なりますが、ミネラルやビタミンも豊富に含みます。苦みやえぐ味にも理由があるということですね。
ただ食べるのではなく、旬や味などその食材の様々な意味を考えることで、食事がより楽しめるものになるのではないかと思います。
施設におけるコロナウイルス感染症の感染対策はまだ続きますが、その中で可能なことをたくさん見つけ、これからも季節を感じていただける行事を増やしていきたいと思います。