2023年7月7日
坂下高校の介護福祉科3年生の最終段階(15日間)の介護実習が6月26日から始まっています。前回も実習に来てくれたI君と、都合により急遽、実習施設が変更となったOさん、Sさんの3名の実習生が3か所のユニットに分かれて、少し緊張しながらも真摯に取り組んでいます。
当施設では、その日の実習終了後に実習生と実習指導者、そして出席可能なユニットの当日指導担当者が一緒にその日の実習の振り返りの時間を持っています。
朝、自分で立てた「本日の目標」を達成するために、「どのような取り組みをしたり援助をしてもらったりしたか」「その中での気づきや失敗を次へどう生かすか」「うまくいったこと、うれしかったこと」などを発表してもらい、同席した当日の指導担当スタッフからの評価やアドバイスを受けています。
1週目の最終日は、すべての当日指導担当者が振り返りの時間に出席できました。しかも全員が坂下高校の若き先輩たちでした。日頃の授業においても先輩後輩の縦の関係を大切にしている坂下高校の取り組みのおかげか(多少の照れや緊張は隠せないものの)実習生は取り組みの様子やできていないことなどを具体的に伝え、先輩達は、ケアに対する自分なりのアドバイスをしっかり伝えることができていました。近い年齢ならでは、また同じ学びを重ねてきたからこその実習生の緊張や不安を理解した助言ができるのですね。
残りの日数を数えると先はとても長いように思えますが、実習期間はあっという間です。ふくろうの杜の実習は、やりたいことをやらせてもらえます。せっかくの機会です。やり残すことがないように取り組んでほしいと願っています。