2024年3月21日
2月に入り、県社会福祉協議会からも岐阜県DWAT登録者へ避難所支援の派遣要請がありました。
県社協の要請に対しては、2名のDWAT登録職員が１名ずつ2月中旬の7日間と下旬の6日間に他事業所の社会福祉士、児童福祉士らといしかわ総合スポーツセンターに設営されている1.5次避難所へ出向きました。輪島市や能登町、珠洲市、穴水市などからの100名近い避難者の方がおられ、多くは要支援、要介護１程度の高齢者の方々でした。そこでは、ホテルや高齢者施設、仮設住宅へ移る調整や生活相談を行うことが主な支援でした。愛媛、島根、山梨、埼玉、大阪などからの支援者とともにチームで取り組んできました。他にも介護職、リハビリ職、看護・保健師、薬剤師、医師、歯科医師、旅行会社、地域包括支援センターやケアマネジャー、配膳や掃除のボランティアなど避難者以上の数の支援者がいました。
避難者の皆様に微力ながらも寄り添えたこと、他県の支援者との交流ができたことを含め、当地域の発災時の対応について大きな学びを得ることができました。
「明日は我が身」ではなく「今日の我が事」として各地の災害を考え、支援を続けたいと思います。
