2025年11月25日 [活動報告]
ふくろうの杜は、昨年11月に全国個室ユニット型施設推進協議会が運営する「推進協介護大学校ふくろうの杜分校」に指定され、今年度は5名の受講生(外国人スタッフ3名、日本人スタッフ2名)を対象に2月に開校しました。
2月~7月の半年はテキストとe-ラーニングにより、個人学習を進めました。難しい日本語と途中の課題テストなどに苦戦しながらもなんとか期間内にすべての課題を終えた5名は、引き続き、当施設の教室にて8月から始まった月2回のスクーリング(対面授業)にて「介護サービス計画書作成の座学」「介護技術演習」「介護技術テスト」を受けること3か月、加えて、喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケアの演習の2日間と10か月に及んだ全スケジュールを体調管理に気を付けながら受講し、11月14日に全員が優秀な成績で修了することができました。
介護過程Ⅲと介護技術の講師は、実務者研修教員資格を持つYスタッフが担い、医療的ケア演習は、医療的ケア指導看護師の資格を持つ当施設の看護師4名が分担して当たりました。受講費の一部を施設が負担し、実費支払い分も希望者には貸付制度があり、資格取得に挑戦しやすい環境を整えています。
10か月という長い期間の仕事と家事を両立させながらの勉強は、ほんとうに大変だったと思いますが、やり遂げた5名は清々しい表情をしていました。講師たちも「熱心な受講生や推進協本校の先生方の励ましのお陰で楽しく講義や演習を進めることができ、自分たち自身が成長できたと思う」と話していました。
今年度受験する人は、1月に推進協主催の受験対策講座も無料で受講できます。今の気持ちをキープして1月末の国家試験に臨んでください。
来年度受験する人は長丁場になりますが、たまにはテキストを開いて、徐々にギアを上げていきましょう! 事務 Y.M