春の日向ぼっこと沈丁花|特別養護老人ホーム「ふくろうの杜」 スタッフブログ

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春の日向ぼっこと沈丁花

2026年3月16日 [日記]

春の日向ぼっこと沈丁花

 今月は自分がブログの当番です。広報委員会では常々『ブログの内容は、読む人が「へえ、そうなんだ」「楽しそう」と思えるようなもの』と言われるのですが、日々の業務に追われ何をけばいいのか分からないまま、悶々とした日々を過ごしていたある日のこと。

2階南フロアの「ひより」と呼ばれるスペースで、日向ぼっこをしている入居者のSさん、Nさん、Мさんを見かけた筆者は、楽しそうな会話にひきよせられてつい3人に声をかけてしまいました。

そのときの会話の中でNさんが、ベランダに咲いていた花を指さして「あれね、沈丁花って言うんやに」と言われた言葉に

 筆者は無意識にこう返しました。「へえ、そうなんだ」......『へえ、そうなんだ』!?

まさに雷に打たれたような衝撃でした。ベランダには白と桃色のグラデーション鮮やかな沈丁花が、暖かな春の陽射しを背景にかわいらしく咲き誇っています。気になってベランダに出てみると、甘くて濃厚な香りが鼻腔をくすぐりました。

入居者様からの予想外のお下知に、筆者はしばし業務を忘れて3人との会話を楽しんでしまいました。

すると、そこでまたしてもNさんが、

「このベランダは日当たりが良いし風通しも悪くないのに、花が少ないでもったいないね。今度の自治会で何か育ててみるように言っておこうかな」と言われたので、筆者は「おお、なるほど。それは楽しそうで良いですね。」と返しました。......あっ、『楽しそう』!?

なんてことだ。筆者は膝を叩きました。

これが『「へえ、そうなんだ」「楽しそう」と思えるもの』の正体!筆者が頭を悩ませていたことの回答は、意外にも入居者様との何気ない日常の中にひそんでいたのです。

 私はNさんに心から感謝し、意気揚々とこの記事を執筆するに至りました。

 この文章を執筆しているのは夜勤中の21時台のことですが、眠気覚ましのコーヒーが本当に美味しく感じられます。

 ありがとうNさん。今度、おいしいコーヒーを淹れさせてください。  2階南 A.M

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