2026年5月18日 [日記]
昨年、恵那の広重美術館と恵那峡へ出かけたKさんご夫妻が今回出かけられたのは、苗木にある遠山史料館です。今年は苗木城築城500年の記念の年とあって様々なイベントが企画されていますが、絵が大好きなお二人は、現在この史料館で展示されている中津川出身の画家「前田青邨」と「中川とも」の絵画展を見に行かれることを希望されました。
駐車場から建物への緩やかな上りのスロープをT子さんのリクライニング車椅子を押していかれるご主人。すると心地よい若葉風がお二人へ吹き、思わず「気持ちいい風だね~」というご主人の声にT子さんは目を細めておられました。
親切な史料館のスタッフさんに隠しエレベーターで案内していただき、2階の展示室へ。ご主人は自分で絵を観て感動しながらも奥様の目線がちゃんと絵に届いているか、優しい声をかけながら確認しておられました。奥様も声掛けに頷きながらご主人と視線を合わせ微笑まれるのです。そこには静かで清らかな時間がゆっくりと流れていました。
全ての展示を見終えて史料館の玄関に出たお二人は、再び新緑と優しい風に包まれながらスロープを下って行かれました。 Y.M